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電話で英語の住所・名前を伝える完全ガイド|聞き間違いを防ぐコツと実践フレーズ

2025年11月6日

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電話で英語の住所・名前を伝える完全ガイド|聞き間違いを防ぐコツと実践フレーズ

国際電話 ビジネスパーソン

海外の取引先との電話、外資系企業への応募、海外製ECサイトでのショッピング…。グローバル化が進む現代において、英語で自分の名前や住所を伝える機会は、ビジネスパーソンにとって決して珍しいものではなくなりました。しかし、いざ電話口で「Could you spell your name?」や「What’s your address?」と聞かれた際に、自信を持ってスムーズに答えられるでしょうか?

英語での住所の伝え方は、日本のそれとは順番が全く逆ですし、電話では「B」と「D」や「M」と「N」といった似た音の聞き間違いも起こりがちです。こうした些細なミスが、重要な書類が届かない、荷物が迷子になるなどの大きなトラブルに繋がりかねません。

この記事では、英語でのコミュニケーションにまだ慣れていないビジネスパーソンの方でも、電話口で慌てずに、正確に名前や住所を伝えられるようになるための「完全ガイド」をお届けします。基本的な住所の書き方のルールから、聞き間違いを防ぐための便利なツール、そしてそのまま使える実践的な英会話フレーズまで、網羅的に解説します。この記事を読み終える頃には、あなたも自信を持って英語で情報を伝えられるようになっているはずです。

【超基本】英語の住所表記、日本との決定的な違いとは?

英語で住所を伝える際に、まず押さえるべき最も重要なルールは、情報を伝える順番が日本語と「真逆」になるということです。日本語では「都道府県→市区町村→町名→番地」のように大きな単位から小さな単位へと記述しますが、英語では逆に「番地→通り名→市区町村→都道府県(州)」のように、個人を特定する最小単位から始まり、徐々に範囲を広げていくのが基本です。まずは、この大原則をしっかりと頭に入れましょう。

国によって若干のルールの違いはありますが、ここでは主要な英語圏であるアメリカ、イギリス、オーストラリアの例を見ていきます。

アメリカ・カナダの住所表記

アメリカやカナダでは、以下の順序で住所を記述するのが一般的です。

  • 1行目:氏名 (Name)
  • 2行目:番地、通りの名前 (Street Address)、アパートやスイートの部屋番号 (Apartment/Suite Number)
  • 3行目:市 (City)、州の略称 (State/Province Abbreviation)、郵便番号 (ZIP Code/Postal Code)
  • 4. 行目:国名 (Country) ※国際郵便の場合

ポイントは、「市, 州 郵便番号」が一つの行にまとまる点です。アパートなどの部屋番号は、通り名の後に「APT(Apartmentの略)」や「STE(Suiteの略)」を付けて記載します。[cite: smarty.com, pe.usps.com] また、番号の前に「#」を付けて「#4B」のように示すことも多いです。

【アメリカの住所例】

Mr. John Smith
123 Maple St, Apt 4B
Los Angeles, CA 90001
USA

この例では、カリフォルニア(CA)州、ロサンゼルス市、メイプルストリート(Maple St)123番地にあるアパートの4B号室、郵便番号は90001、という情報を示しています。

イギリスの住所表記

イギリスの住所表記も基本は同じですが、アメリカとは少し異なる特徴があります。

  • 1行目:氏名 (Name)
  • 2行目:建物名や部屋番号 (Flat/Apartment Number, Building Name) ※ある場合
  • 3行目:番地、通りの名前 (Street Address)
  • 4行目:町名 (Town/City) ※通常は大文字で記載
  • 5行目:郵便番号 (Postcode)
  • 6行目:国名 (Country) ※国際郵便の場合

イギリスの大きな特徴は、郵便番号(Postcode)が独立した行に来ることと、町名(TOWN)を大文字で書く慣習がある点です。[cite: melissa.com] 郵便番号は「SW4 0SB」のように、アルファベットと数字の組み合わせになっています。

【イギリスの住所例】

Ms. Jane Doe
Flat 2, 20 Prince Street
LONDON
SW4 0SB
UNITED KINGDOM

これは、ロンドン、プリンスストリート20番地にあるフラット(アパート)の2号室、という意味になります。

オーストラリアの住所表記

オーストラリアの形式は、アメリカ式に近いです。

  • 1行目:氏名 (Name)
  • 2行目:番地、通りの名前 (Street Address)
  • 3行目:市町村名 (Suburb/Locality)、州の略称 (State/Territory Abbreviation)、郵便番号 (Postcode)
  • 4行目:国名 (Country) ※国際郵便の場合

アメリカと同様に、「市, 州 郵便番号」が同じ行に記載されます。[cite: auspost.com.au] 州の略称と4桁の郵便番号の間にはスペースを一つ入れます。

【オーストラリアの住所例】

Mr. John Citizen
100 Example Street
SYDNEY NSW 2000
AUSTRALIA

これは、ニューサウスウェールズ(NSW)州、シドニー市、エグザンプルストリート100番地、郵便番号2000、ということを示しています。

日本の住所を英語で書く・伝えるには?

では、日本の住所を英語で伝える場合はどうすればよいでしょうか。これも「小さい単位から大きい単位へ」の原則に従います。日本の「丁目-番地-号」は、ハイフンでつないで「7-3-1」のように表記するのが一般的です。[cite: tabiken-ryugaku.co.jp] 郵便番号の前に「〒」マークは不要です。[cite: tabiken-ryugaku.co.jp]

【日本の住所を英語に変換する例】

元の日本語住所:
〒113-8655
東京都 文京区 本郷 7-3-1 ABCマンション 101号室

英語表記:

(Your Name)
#101 ABC Mansion
7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku
Tokyo 113-8655
Japan

このように、「部屋番号 → 建物名 → 丁目・番地・号、町名 → 市区町村 → 都道府県、郵便番号 → 国名」の順で構成します。各項目の間はカンマ「,」で区切るのが基本です。[cite: tabiken-ryugaku.co.jp]

聞き間違いを防ぐ!フォネティックコードという最強の味方

フォネティックコード 一覧表

住所や名前を電話で伝える際に最も厄介なのが、似た音のアルファベットの聞き間違いです。例えば、「B」と「D」、「M」と「N」、「S」と「F」などは、回線状況によっては非常に聞き分けにくいことがあります。そんな時に絶大な効果を発揮するのが「フォネティックコード(Phonetic Code / Spelling Alphabet)」です。

これは、各アルファベットを特定の単語に置き換えて伝える方法で、航空管制や軍事通信など、正確性が求められる現場で標準的に使われています。最も有名なのが「NATOフォネティックアルファベット」です。[cite: joyz.co.jp]

フォネティックコードの使い方と具体例

使い方は簡単です。伝えたいアルファベットの後に、「as in ~(~の…)」または「for ~」を付けて、対応する単語を言うだけです。例えば、自分の名前「SUZUKI」のスペルを伝える場合は、以下のようになります。

“My last name is Suzuki. That’s S as in Sierra, U as in Uniform, Z as in Zulu, U as in Uniform, K as in Kilo, I as in India.”

(私の苗字はスズキです。シエラのS、ユニフォームのU、ズールーのZ、ユニフォームのU、キロのK、インディアのIです。)[cite: joyz.co.jp]

もしNATOコードが覚えられない、あるいは相手に伝わりにくそうだと感じた場合は、より身近で簡単な単語を使っても全く問題ありません。「A as in Apple」「B as in Boy」「C as in Cat」のように、誰でも知っている単語を使えば、より確実に意図を伝えることができます。[cite: berlitz.com]

代表的なフォネティックコード一覧表

以下に、国際標準であるNATOフォネティックアルファベットの一覧をまとめました。よく使う自分の名前や住所のスペルだけでも覚えておくと、いざという時に非常に役立ちます。

アルファベット コードワード カタカナ読み
A Alpha アルファ
B Bravo ブラヴォー
C Charlie チャーリー
D Delta デルタ
E Echo エコー
F Foxtrot フォックストロット
G Golf ゴルフ
H Hotel ホテル
I India インディア
J Juliett ジュリエット
K Kilo キロ
L Lima リマ
M Mike マイク
N November ノーヴェンバー
O Oscar オスカー
P Papa パパ
Q Quebec ケベック
R Romeo ロミオ
S Sierra シエラ
T Tango タンゴ
U Uniform ユニフォーム
V Victor ヴィクター
W Whiskey ウィスキー
X X-ray エックスレイ
Y Yankee ヤンキー
Z Zulu ズールー

【場面別】そのまま使える!電話での実践英会話フレーズ集

電話 会話 ビジネスシーン

ルールを理解したら、次は実践です。ここでは、電話で名前や住所を伝えたり、確認したりする際に使える便利なフレーズを場面別にご紹介します。これらのフレーズを覚えておけば、実際の会話でスムーズに対応できます。

情報を聞き出す・確認する時のフレーズ

相手の情報を正確に聞き取るためのフレーズです。丁寧な表現を心がけましょう。

  • Could you spell your last name for me, please? (苗字のスペルを教えていただけますか?)[cite: joyz.co.jp]
  • May I have your name, please? (お名前を伺ってもよろしいですか?)
  • And what is your address? (ご住所はいかがでしょうか?)
  • Could you confirm the ZIP code? (郵便番号を確認していただけますか?)
  • Is that “Street” or “Avenue”? (それは「ストリート」ですか、それとも「アベニュー」ですか?)
  • Let me read that back to you to confirm. (確認のために復唱させていただきます。)

情報を伝える時のフレーズ

自分の情報を伝える際は、ゆっくり、はっきりと、そして区切りながら話すのがコツです。特に長い住所を伝えるときは、相手がメモを取る時間を意識して、少し間を置くと親切です。

  • My address is 123 Maple Street, (少し間を置く) Apt 5B, (少し間を置く) Springfield, IL 62704.
  • My last name is Sato. I’ll spell that for you. S as in Sierra, A as in Alpha, T as in Tango, O as in Oscar.
  • The postal code is V6B 1B9. (カナダの郵便番号の例)[cite: tabiken-ryugaku.co.jp]

聞き取れなかった・音声が悪い時のフレーズ

電話では、音声が不明瞭で聞き取れないことも少なくありません。そんな時は、遠慮せずに聞き返すことが重要です。曖昧なまま話を進めてしまうことの方が問題になります。

  • I’m sorry, I didn’t catch that. Could you say it again? (すみません、聞き取れませんでした。もう一度言っていただけますか?)[cite: joyz.co.jp]
  • Could you speak more slowly, please? (もう少しゆっくり話していただけますか?)[cite: joyz.co.jp]
  • The connection is a bit weak. Could you speak up a little, please? (少し電波が悪いようです。もう少し大きな声で話していただけますか?)[cite: joyz.co.jp]

まとめ:自信を持って英語でコミュニケーションを

今回は、ビジネスシーンで欠かせない、英語での名前や住所の伝え方について、基本的なルールから実践的なテクニックまでを詳しく解説しました。

最後に、本記事の重要なポイントを振り返りましょう。

  • ✅ 英語の住所は「小さい単位から大きい単位へ」:日本の住所を伝える際は、番地や建物名から始めて、都道府県、国名で締めくくります。
  • ✅ 国によるルールの違いを意識する:アメリカ、イギリス、オーストラリアなどで郵便番号の形式や表記の慣習が異なります。
  • ✅ フォネティックコードを活用する:電話での聞き間違いを防ぐために、「A as in Alpha」のような伝え方をマスターしましょう。
  • ✅ ゆっくり、はっきりと、区切って話す:特に長い情報は、相手が理解・メモできるよう配慮することが大切です。
  • ✅ 遠慮せずに聞き返す:聞き取れなかった場合は、正直に伝えて再度言ってもらう勇気を持ちましょう。

最初は戸惑うかもしれませんが、これらのルールとフレーズは一度覚えてしまえば、様々な場面で応用が利く強力なスキルとなります。本記事を参考に、ぜひ自信を持って英語でのコミュニケーションに臨んでください。

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電話で英語の住所・名前を伝える完全ガイド|聞き間違いを防ぐコツと実践フレーズ

国際電話 ビジネスパーソン

海外の取引先との電話、外資系企業への応募、海外製ECサイトでのショッピング…。グローバル化が進む現代において、英語で自分の名前や住所を伝える機会は、ビジネスパーソンにとって決して珍しいものではなくなりました。しかし、いざ電話口で「Could you spell your name?」や「What’s your address?」と聞かれた際に、自信を持ってスムーズに答えられるでしょうか?

英語での住所の伝え方は、日本のそれとは順番が全く逆ですし、電話では「B」と「D」や「M」と「N」といった似た音の聞き間違いも起こりがちです。こうした些細なミスが、重要な書類が届かない、荷物が迷子になるなどの大きなトラブルに繋がりかねません。

この記事では、英語でのコミュニケーションにまだ慣れていないビジネスパーソンの方でも、電話口で慌てずに、正確に名前や住所を伝えられるようになるための「完全ガイド」をお届けします。基本的な住所の書き方のルールから、聞き間違いを防ぐための便利なツール、そしてそのまま使える実践的な英会話フレーズまで、網羅的に解説します。この記事を読み終える頃には、あなたも自信を持って英語で情報を伝えられるようになっているはずです。

【超基本】英語の住所表記、日本との決定的な違いとは?

英語で住所を伝える際に、まず押さえるべき最も重要なルールは、情報を伝える順番が日本語と「真逆」になるということです。日本語では「都道府県→市区町村→町名→番地」のように大きな単位から小さな単位へと記述しますが、英語では逆に「番地→通り名→市区町村→都道府県(州)」のように、個人を特定する最小単位から始まり、徐々に範囲を広げていくのが基本です。まずは、この大原則をしっかりと頭に入れましょう。

国によって若干のルールの違いはありますが、ここでは主要な英語圏であるアメリカ、イギリス、オーストラリアの例を見ていきます。

アメリカ・カナダの住所表記

アメリカやカナダでは、以下の順序で住所を記述するのが一般的です。

  • 1行目:氏名 (Name)
  • 2行目:番地、通りの名前 (Street Address)、アパートやスイートの部屋番号 (Apartment/Suite Number)
  • 3行目:市 (City)、州の略称 (State/Province Abbreviation)、郵便番号 (ZIP Code/Postal Code)
  • 4. 行目:国名 (Country) ※国際郵便の場合

ポイントは、「市, 州 郵便番号」が一つの行にまとまる点です。アパートなどの部屋番号は、通り名の後に「APT(Apartmentの略)」や「STE(Suiteの略)」を付けて記載します。 また、番号の前に「#」を付けて「#4B」のように示すことも多いです。

【アメリカの住所例】

Mr. John Smith
123 Maple St, Apt 4B
Los Angeles, CA 90001
USA

この例では、カリフォルニア(CA)州、ロサンゼルス市、メイプルストリート(Maple St)123番地にあるアパートの4B号室、郵便番号は90001、という情報を示しています。

イギリスの住所表記

イギリスの住所表記も基本は同じですが、アメリカとは少し異なる特徴があります。

  • 1行目:氏名 (Name)
  • 2行目:建物名や部屋番号 (Flat/Apartment Number, Building Name) ※ある場合
  • 3行目:番地、通りの名前 (Street Address)
  • 4行目:町名 (Town/City) ※通常は大文字で記載
  • 5行目:郵便番号 (Postcode)
  • 6行目:国名 (Country) ※国際郵便の場合

イギリスの大きな特徴は、郵便番号(Postcode)が独立した行に来ることと、町名(TOWN)を大文字で書く慣習がある点です。 郵便番号は「SW4 0SB」のように、アルファベットと数字の組み合わせになっています。

【イギリスの住所例】

Ms. Jane Doe
Flat 2, 20 Prince Street
LONDON
SW4 0SB
UNITED KINGDOM

これは、ロンドン、プリンスストリート20番地にあるフラット(アパート)の2号室、という意味になります。

オーストラリアの住所表記

オーストラリアの形式は、アメリカ式に近いです。

  • 1行目:氏名 (Name)
  • 2行目:番地、通りの名前 (Street Address)
  • 3行目:市町村名 (Suburb/Locality)、州の略称 (State/Territory Abbreviation)、郵便番号 (Postcode)
  • 4行目:国名 (Country) ※国際郵便の場合

アメリカと同様に、「市, 州 郵便番号」が同じ行に記載されます。 州の略称と4桁の郵便番号の間にはスペースを一つ入れます。

【オーストラリアの住所例】

Mr. John Citizen
100 Example Street
SYDNEY NSW 2000
AUSTRALIA

これは、ニューサウスウェールズ(NSW)州、シドニー市、エグザンプルストリート100番地、郵便番号2000、ということを示しています。

日本の住所を英語で書く・伝えるには?

では、日本の住所を英語で伝える場合はどうすればよいでしょうか。これも「小さい単位から大きい単位へ」の原則に従います。日本の「丁目-番地-号」は、ハイフンでつないで「7-3-1」のように表記するのが一般的です。 郵便番号の前に「〒」マークは不要です。

【日本の住所を英語に変換する例】

元の日本語住所:
〒113-8655
東京都 文京区 本郷 7-3-1 ABCマンション 101号室

英語表記:

(Your Name)
#101 ABC Mansion
7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku
Tokyo 113-8655
Japan

このように、「部屋番号 → 建物名 → 丁目・番地・号、町名 → 市区町村 → 都道府県、郵便番号 → 国名」の順で構成します。各項目の間はカンマ「,」で区切るのが基本です。

聞き間違いを防ぐ!フォネティックコードという最強の味方

フォネティックコード 一覧表

住所や名前を電話で伝える際に最も厄介なのが、似た音のアルファベットの聞き間違いです。例えば、「B」と「D」、「M」と「N」、「S」と「F」などは、回線状況によっては非常に聞き分けにくいことがあります。そんな時に絶大な効果を発揮するのが「フォネティックコード(Phonetic Code / Spelling Alphabet)」です。

これは、各アルファベットを特定の単語に置き換えて伝える方法で、航空管制や軍事通信など、正確性が求められる現場で標準的に使われています。最も有名なのが「NATOフォネティックアルファベット」です。

フォネティックコードの使い方と具体例

使い方は簡単です。伝えたいアルファベットの後に、「as in ~(~の…)」または「for ~」を付けて、対応する単語を言うだけです。例えば、自分の名前「SUZUKI」のスペルを伝える場合は、以下のようになります。

“My last name is Suzuki. That’s S as in Sierra, U as in Uniform, Z as in Zulu, U as in Uniform, K as in Kilo, I as in India.”

(私の苗字はスズキです。シエラのS、ユニフォームのU、ズールーのZ、ユニフォームのU、キロのK、インディアのIです。)

もしNATOコードが覚えられない、あるいは相手に伝わりにくそうだと感じた場合は、より身近で簡単な単語を使っても全く問題ありません。「A as in Apple」「B as in Boy」「C as in Cat」のように、誰でも知っている単語を使えば、より確実に意図を伝えることができます。

代表的なフォネティックコード一覧表

以下に、国際標準であるNATOフォネティックアルファベットの一覧をまとめました。よく使う自分の名前や住所のスペルだけでも覚えておくと、いざという時に非常に役立ちます。

アルファベット コードワード カタカナ読み
A Alpha アルファ
B Bravo ブラヴォー
C Charlie チャーリー
D Delta デルタ
E Echo エコー
F Foxtrot フォックストロット
G Golf ゴルフ
H Hotel ホテル
I India インディア
J Juliett ジュリエット
K Kilo キロ
L Lima リマ
M Mike マイク
N November ノーヴェンバー
O Oscar オスカー
P Papa パパ
Q Quebec ケベック
R Romeo ロミオ
S Sierra シエラ
T Tango タンゴ
U Uniform ユニフォーム
V Victor ヴィクター
W Whiskey ウィスキー
X X-ray エックスレイ
Y Yankee ヤンキー
Z Zulu ズールー

【場面別】そのまま使える!電話での実践英会話フレーズ集

電話 会話 ビジネスシーン

ルールを理解したら、次は実践です。ここでは、電話で名前や住所を伝えたり、確認したりする際に使える便利なフレーズを場面別にご紹介します。これらのフレーズを覚えておけば、実際の会話でスムーズに対応できます。

情報を聞き出す・確認する時のフレーズ

相手の情報を正確に聞き取るためのフレーズです。丁寧な表現を心がけましょう。

  • Could you spell your last name for me, please? (苗字のスペルを教えていただけますか?)
  • May I have your name, please? (お名前を伺ってもよろしいですか?)
  • And what is your address? (ご住所はいかがでしょうか?)
  • Could you confirm the ZIP code? (郵便番号を確認していただけますか?)
  • Is that “Street” or “Avenue”? (それは「ストリート」ですか、それとも「アベニュー」ですか?)
  • Let me read that back to you to confirm. (確認のために復唱させていただきます。)

情報を伝える時のフレーズ

自分の情報を伝える際は、ゆっくり、はっきりと、そして区切りながら話すのがコツです。特に長い住所を伝えるときは、相手がメモを取る時間を意識して、少し間を置くと親切です。

  • My address is 123 Maple Street, (少し間を置く) Apt 5B, (少し間を置く) Springfield, IL 62704.
  • My last name is Sato. I’ll spell that for you. S as in Sierra, A as in Alpha, T as in Tango, O as in Oscar.
  • The postal code is V6B 1B9. (カナダの郵便番号の例)

聞き取れなかった・音声が悪い時のフレーズ

電話では、音声が不明瞭で聞き取れないことも少なくありません。そんな時は、遠慮せずに聞き返すことが重要です。曖昧なまま話を進めてしまうことの方が問題になります。

  • I’m sorry, I didn’t catch that. Could you say it again? (すみません、聞き取れませんでした。もう一度言っていただけますか?)
  • Could you speak more slowly, please? (もう少しゆっくり話していただけますか?)
  • The connection is a bit weak. Could you speak up a little, please? (少し電波が悪いようです。もう少し大きな声で話していただけますか?)

まとめ:自信を持って英語でコミュニケーションを

今回は、ビジネスシーンで欠かせない、英語での名前や住所の伝え方について、基本的なルールから実践的なテクニックまでを詳しく解説しました。

最後に、本記事の重要なポイントを振り返りましょう。

  • ✅ 英語の住所は「小さい単位から大きい単位へ」:日本の住所を伝える際は、番地や建物名から始めて、都道府県、国名で締めくくります。
  • ✅ 国によるルールの違いを意識する:アメリカ、イギリス、オーストラリアなどで郵便番号の形式や表記の慣習が異なります。
  • ✅ フォネティックコードを活用する:電話での聞き間違いを防ぐために、「A as in Alpha」のような伝え方をマスターしましょう。
  • ✅ ゆっくり、はっきりと、区切って話す:特に長い情報は、相手が理解・メモできるよう配慮することが大切です。
  • ✅ 遠慮せずに聞き返す:聞き取れなかった場合は、正直に伝えて再度言ってもらう勇気を持ちましょう。

最初は戸惑うかもしれませんが、これらのルールとフレーズは一度覚えてしまえば、様々な場面で応用が利く強力なスキルとなります。本記事を参考に、ぜひ自信を持って英語でのコミュニケーションに臨んでください。

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この記事を書いた人
MIYU

海外留学と英会話講師の経験を活かし、初心者でも続けられる英語学習法やネイティブな表現方を発信中。実践的で役立つ情報をわかりやすく届けます。

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