SNSで「これ見て」は英語で?Check this outの使い方を完全ガイド

SNSで「これ見て」は英語で?Check this outの使い方を完全ガイド

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インスタグラムやX(旧Twitter)、YouTubeなどで「これ見て!」「この投稿、面白いよ!」とフォロワーに伝えたいとき、英語でどう表現すればいいか迷ったことはありませんか?多くの英語初心者が「チェックする」という言葉に馴染みがあるため、つい “check” という単語をそのまま使ってしまいがちです。しかし、実は英語で “check” を使う際には少し注意が必要です。この記事では、SNSで自然に使える「見てみて!」という英語表現を、それぞれの意味やニュアンス、発音ガイドを交えながら、初心者にも分かりやすく徹底解説します。実際の投稿例や、初心者が陥りがちな間違い、英語で投稿する際のトーンや絵文字の上手な使い方のコツまで、網羅的にご紹介します。専門用語はできるだけ使わず、ビジネスパーソンの方でもスラスラ読める内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。

「確認する」の”verify”や”confirm”はSNSでは不自然?

まず最初に押さえておきたいのが、”verify” や “confirm” といった「確認する」を意味する単語の使い方です。これらはビジネスメールや公的な文書でよく使われる、比較的フォーマルな言葉です。

  • verify(ヴェリファイ): 「(何かが真実か、本物かどうかを)証拠に基づいて検証・証明する」という意味合いが強い言葉です。 [8] 例えば、アカウント作成時の「本人確認」は “identity verification” と言います。SNSで面白い動画をシェアして “Please verify this video.” と言うと、「この動画が本物か偽物か、専門的に調べてください」というような、非常に堅苦しいニュアンスに聞こえてしまいます。 [5, 7]
  • confirm(コンファーム): 「(不確かな情報や予定を)確定させる、再確認する」という意味で使われます。 [5, 14] 例えば、ホテルの予約確認は “confirm a reservation” です。友達に「この写真見てよ!」とカジュアルに伝えたい場面で “Please confirm this photo.” と言うと、何かを正式に確定させたいのかと誤解を招く可能性があります。 [12, 14]

ポイント: SNSのようなカジュアルな場で友達やフォロワーに気軽に「見て!」と伝えたいときは、”verify” や “confirm” は避け、もっと親しみやすい表現を使うのが自然です。

SNSで使える自然なカジュアル表現:「Check this out!」ほか

では、ネイティブスピーカーはSNSで「これ見て!」と伝えたいとき、どんなフレーズを使っているのでしょうか。代表的な表現を3つ、ニュアンスの違いとともに見ていきましょう。

友人 スマホ 見せる

1. Check this out! (チェック・ディス・アウト)

意味: 「これ見てよ!」「これ、すごいよ!」と、興奮やワクワク感を込めて相手の興味を引くときに使う定番フレーズです。 [21, 23] “check” だけでも「見る・確認する」という意味はありますが、”out” が付くことで「(気軽に)試してみる・見てみる」というニュアンスが加わります。 [21] 日本語の「チェケラ!」の語源でもあり、非常にカジュアルでフレンドリーな表現です。

発音ガイド: カタカナで書くと「チェック・ディス・アウト」ですが、ネイティブはもっと滑らかに「チェッ(ク)ディサウ(ト)」のように発音します。特に “check” と “this” がくっついて「チェッ(ク)ディス」のようになるのがポイントです。

ニュアンス: 何か面白いもの、新しいもの、すごいものを見つけたときの「ねえねえ、これ見て!」という気持ちを表現するのに最適です。友達同士の会話からSNSの投稿まで、幅広く使えます。 [11, 20]

使用例(Instagramのキャプション):

Check this out! The sunset over the lake was absolutely breathtaking. 🌅 #travel #sunset
(訳:これ見て!湖に沈む夕日が本当に息をのむ美しさだったよ。🌅 #旅行 #夕日)

また、”this” の部分を “it” に変えて “Check it out!” とすることも非常に多いです。何かを指して「それ見て!」と言うときに使えます。

2. Take a look at this (テイク・ア・ルック・アット・ディス)

意味: こちらも「これをちょっと見てみて」「これに目を通してみて」という意味で、相手に何かを見るように促す表現です。 [2, 6] “take a look” で「ちらっと見る」という気軽なニュアンスになります。

発音ガイド: 「テイク・ア・ルック・アット・ディス」をスムーズに言うには、「テイカ・ルッカッ(ト)・ディス」のように、単語をつなげて発音するのがコツです。”look at” が「ルッカ」のように聞こえます。

ニュアンス: “Check this out!” に比べると少しだけ落ち着いた響きで、「これ、見てごらん」と優しく勧めるようなイメージです。 [1, 3] とはいえ、こちらも非常にカジュアルで、友人やフォロワーに対して問題なく使えます。 [11] “look” という単語が入っているため、視覚的に何かを見てほしい、という意図がより明確に伝わります。

使用例(X/Twitterの投稿):

Just baked my first apple pie! 🥧 Take a look at this masterpiece. [写真のURL](訳:初めてアップルパイを焼いたよ!🥧 この傑作を見てみて。)

3. Have a look (ハブ・ア・ルック)

意味: “Take a look” とほぼ同じで、「見てみる」「見てごらん」という意味です。 [2, 3]

発音ガイド: 「ハブ・ア・ルック」ですが、これもつなげて「ハヴァ・ルック」のように発音すると自然です。

ニュアンス: “Take a look” との意味の違いはほとんどありませんが、”Have a look” は特にイギリス英語で好んで使われる傾向があります。 [3] “Take a look” よりも少しだけ柔らかく、より自発的に見ることを促すような響きがあるとされます。 [1] SNSでは、イギリス系のインフルエンサーなどがよく使っています。

使用例(YouTubeの動画説明欄):

Thanks for watching! If you’re interested, have a look at the gear I used in the description below.
(訳:ご視聴ありがとうございます!もし興味があれば、下の説明欄で私が使った機材を見てみてください。)

その他の便利な類似表現

上記の3つ以外にも、覚えておくと便利な表現があります。

  • Look at this!: シンプルに「これ見て!」と伝えたいときの直球表現。驚きや感動を伝えたいときにピッタリです。
  • Check out + [名詞]: 「〜をチェックしてみて!」と、見る対象を具体的に示す言い方。例:“Check out my new blog post!”(私の新しいブログ記事をチェックしてね!)
  • Be sure to… / Don’t forget to…: 「必ず〜してね」「忘れずに〜してね」と、行動を念押ししたいときに付け加える表現。例:“Be sure to check it out!”(必ず見てね!)

【プラットフォーム別】SNS英語投稿の実例

では、これらのフレーズを実際のSNSでどのように活用できるか、具体的な投稿例を見てみましょう。

プラットフォーム 投稿例 日本語訳
Instagram New video is up on my channel! 🎬 Check it out from the link in my bio. You don’t want to miss this! 😉 新しい動画をチャンネルにアップしたよ!🎬プロフィールのリンクからチェックしてね。これは見逃せないよ!😉
X (Twitter) Take a look at this article about the future of AI. Mind-blowing stuff! 🤯 [記事のリンク] #AI #Tech AIの未来についてのこの記事を見てみて。度肝を抜かれる内容だよ!🤯 [記事のリンク] #AI #テクノロジー
YouTube (コミュニティ投稿) Hey everyone! Have a look at some behind-the-scenes photos from our last shoot. Hope you like them! 😊 みんな、こんにちは!前回の撮影の舞台裏写真をいくつか見てみてね。気に入ってくれると嬉しいな!😊

初心者がやりがちな間違いと不自然な表現

英語学習中の人が「これ見て!」と言おうとして、不自然な英語になってしまうことがあります。よくある間違いをチェックして、正しい表現を身につけましょう。

  • 間違い: Please check this.
    解説: 日本語の「これ、チェックしてください」を直訳するとこうなりますが、これだと「(間違いがないか)これを確認してください」という業務的な指示のように聞こえます。カジュアルに「見てみて」と伝えたいなら “Please check this out.”“Take a look at this.” が正解です。 [21]
  • 間違い: Check, please.
    解説: これはレストランで「お会計をお願いします」と言うときの決まり文句です。SNSで使うと、フォロワーを混乱させてしまうので絶対にやめましょう。
  • 間違い: Watch this! (写真や記事に対して)
    解説: “watch” は、テレビや映画など、動いているものをじっくり見るときに使う単語です。写真や文章など、静止しているものに対しては “look at” や “check out” を使うのが一般的です。

英語でSNS投稿するときのコツ:トーン、絵文字、文化

最後に、英語でSNS投稿をする際に、よりネイティブらしく、そしてフレンドリーに見せるためのコツをいくつかご紹介します。

絵文字 キーボード スマートフォン

命令形は失礼じゃないの?

“Check this out!” や “Take a look!” は形の上では命令形ですが、英語のカジュアルな会話では、相手へのフレンドリーな「呼びかけ」として定着しています。そのため、失礼な印象は全くなく、むしろ親しみを込めた表現として受け取られます。 [20]安心して使いましょう。

絵文字を効果的に使おう!

絵文字は、言葉だけでは伝わりにくい感情やトーンを補ってくれる万能ツールです。 [19] 英語圏のSNSでも非常に活発に使われています。 [22]

  • 興奮を伝えたいとき: Wow, check this out! 🤯🤩
  • 見てほしいとお願いするとき: Please take a look 🥺👉👈
  • 「最高!」を表現したいとき: This is literally fire 🔥 (fire絵文字は「最高」「ヤバい」というスラングとして使われます) [10]

文章の最後に 😉 や 👍 をつけるだけでも、投稿の雰囲気がぐっと柔らかくなります。

文化的なニュアンス

英語圏のSNSでは、日本ほど丁寧語や謙譲語を意識する必要はありません。フォロワーに対しても、基本的には友達に話すようなカジュアルなトーン(タメ口)でOKです。むしろ、過度に丁寧すぎると、かえってよそよそしく感じられたり、宣伝っぽく見えたりすることもあります。 [4]

また、リアクションは少し大げさなくらいがちょうど良い場合が多いです。「すごい!」と伝えたいときは “Great” だけでなく “Amazing!”, “Incredible!”, “Mind-blowing!” といった表現を使ったり、感嘆符(!!!)や絵文字を重ねたりするのも一般的です。 [24]

まとめ

今回は、SNSで「これ見て!」と伝えたいときに使える英語表現について、初心者にも分かりやすく解説しました。

最後に、重要なポイントをおさらいしましょう。

  • SNSでの「これ見て!」には、フォーマルな “verify” や “confirm” は使わない。 [8]
  • 一番使いやすくて定番なのは “Check this out!” または “Check it out!”。 [21]
  • 少し落ち着いたニュアンスなら “Take a look at this”
  • イギリス英語圏では “Have a look” もよく使われる。 [3]
  • 命令形でも失礼にはならず、むしろフレンドリーな呼びかけになる。
  • 絵文字や感嘆符を効果的に使って、感情を豊かに表現しよう。

最初は少し勇気がいるかもしれませんが、今回学んだフレーズはどれもネイティブが日常的に使っているものばかりです。ぜひ、次のSNS投稿から「Check this out!」を使って、あなたの発見や感動を世界中のフォロワーとシェアしてみてくださいね! 🎉